2012年01月30日

消費税増税について

野田首相が消費税増税を言い出した。今の5%でもたいへんなのにこれ以上は払えない。とんでもないことである。

床屋さんの料金は消費税導入前からほとんど変わっていない。不思議に思わないかもしれないが、消費税は床屋の料金にも掛かっているのである。値上げしていないということは、床屋さんが売り上げの中から捻出して払っている、というのが現実なのだ。

医療費は非課税である。でも病院の仕入れには全て消費税がかかっている。それでいて患者さんからも保険からも支払われないのである。それが病院の経営を圧迫し、しいては医療サービスの低下につながっている。

非課税なら病院が支払った消費税を還付すべきだ。と思うのは当然である。

ところが還付されているところがある。それは輸出をしている企業である。輸出戻し税で、上位10社だけで8000億円(2009年度)も還付されている。子会社には無しで親の総取りという、ばくちの堂元みたいなやり方である。

そんな不公平を残したままでの増税は許すことが出来ない。
posted by 知多中央民商 at 12:22| 意見・主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする